2008年07月28日
■信州・木曽路巡り
7月15日夕刻から6泊6日で出かけたくるま旅ですが、大きく下記のように分けることが出来ます。
①ビーナスラインを巡る高原ドライブ・花紀行
②木曽路を巡るいにしえ散策
③飛騨高山・白川郷&乗鞍岳
④安曇野・万水川でカヤック遊び&わさび農場
⑤カヤック仲間でキャンプ
で、本日は「木曽路巡り」です。

①ビーナスラインを巡る高原ドライブ・花紀行
②木曽路を巡るいにしえ散策
③飛騨高山・白川郷&乗鞍岳
④安曇野・万水川でカヤック遊び&わさび農場
⑤カヤック仲間でキャンプ
で、本日は「木曽路巡り」です。

木曽路

中山道のうち木曽十一宿を木曽路と呼んでいます。
旧街道筋の古い町並みは川越などにも保存されていますが殆どは現代建築のビル群と混在しています。
しかし木曽路の宿場町は現代建築との混在は上手に避けており、懐古的な風情に溢れています。
奈良井宿
中山道十一宿のうち北から2番目の難所、鳥居峠を控えた宿場町です。
奈良井千軒と言われたほど賑わった宿場街で、出梁造り、猿頭などがある家々が続きます。

朝も早かったので店は開いておらず、木枯紋次郎が楊枝を咥えてふらりと現れそうな雰囲気です。


こちらは、遅れて宿場に到着した格さんを「おーい此処だよ!」と助さんが上から声をかけてきそうな気さえします。

唯一開いていた店にすかさず飛び込むチャムママでした。(笑)

宿場の何箇所かにこのような湧き水飲み場がありました。

奈良井宿観光案内所も宿場の中ほどにあります。

寝覚ノ床
中山道・木曽路に「木曽八景」として数えられる景勝地で、浦島太郎が玉手箱を開け夢から寝覚めたところとして寝覚ノ床と名づけられたということです。⇒参考
先ずは臨川寺境内を通って河原に降りるので拝観料をとられます。( ̄ε ̄;)


この臨川寺にも浦島太郎が祀られています。

どういう訳か亀の家まであります。

で、境内を通過して裏手の木曽川へ降りると素晴らしい景観が出迎えてくれました。


寝覚の床は、巨大な花崗岩が木曽川の激流に刻まれてできた自然の造形で、花崗岩の白と川面のエメラルドグリーンが絶妙な色彩を醸し出しています。
臨川寺境内に咲いていた花たち。

小野の滝
寝覚ノ床から少し南下したところにある滝ですが、明治42年に鉄道の鉄橋が真上に架けられ往年の面影はなくなったようですが、広重・英泉合作の中山道六十九次の浮世絵に描かれている上松の風景はこの小野の滝だそうです。
写真を撮っているときにも突然鉄橋をごぉ~っと電車が通っていきびっくりしたものです。(笑)

妻籠宿
中山道69次のうち江戸から数えて42番目となる妻籠宿は、中山道と伊那街道が交叉する交通の要衝として古くから賑わいをみせていたそうです。
何よりも感動するのは「売らない・貸さない・壊さない」という3原則をつくり、ここで生活しながら江戸時代の町並みという貴重な財産を後世に伝えているということです。





こんな裏小路もどことなく風情があります。

こちらは本陣跡です。

宿場の中ほどには総檜作りの休憩所も設けられています。

翌日周った飛騨高山や白川郷の古さも良かったですが、この木曽路の素朴なままに保存された古さは堪らなく素晴らしいと思いました。

中山道のうち木曽十一宿を木曽路と呼んでいます。
旧街道筋の古い町並みは川越などにも保存されていますが殆どは現代建築のビル群と混在しています。
しかし木曽路の宿場町は現代建築との混在は上手に避けており、懐古的な風情に溢れています。
奈良井宿
中山道十一宿のうち北から2番目の難所、鳥居峠を控えた宿場町です。
奈良井千軒と言われたほど賑わった宿場街で、出梁造り、猿頭などがある家々が続きます。

朝も早かったので店は開いておらず、木枯紋次郎が楊枝を咥えてふらりと現れそうな雰囲気です。


こちらは、遅れて宿場に到着した格さんを「おーい此処だよ!」と助さんが上から声をかけてきそうな気さえします。

唯一開いていた店にすかさず飛び込むチャムママでした。(笑)

宿場の何箇所かにこのような湧き水飲み場がありました。

奈良井宿観光案内所も宿場の中ほどにあります。

寝覚ノ床
中山道・木曽路に「木曽八景」として数えられる景勝地で、浦島太郎が玉手箱を開け夢から寝覚めたところとして寝覚ノ床と名づけられたということです。⇒参考
先ずは臨川寺境内を通って河原に降りるので拝観料をとられます。( ̄ε ̄;)


この臨川寺にも浦島太郎が祀られています。

どういう訳か亀の家まであります。

で、境内を通過して裏手の木曽川へ降りると素晴らしい景観が出迎えてくれました。


寝覚の床は、巨大な花崗岩が木曽川の激流に刻まれてできた自然の造形で、花崗岩の白と川面のエメラルドグリーンが絶妙な色彩を醸し出しています。
臨川寺境内に咲いていた花たち。


小野の滝
寝覚ノ床から少し南下したところにある滝ですが、明治42年に鉄道の鉄橋が真上に架けられ往年の面影はなくなったようですが、広重・英泉合作の中山道六十九次の浮世絵に描かれている上松の風景はこの小野の滝だそうです。
写真を撮っているときにも突然鉄橋をごぉ~っと電車が通っていきびっくりしたものです。(笑)

妻籠宿
中山道69次のうち江戸から数えて42番目となる妻籠宿は、中山道と伊那街道が交叉する交通の要衝として古くから賑わいをみせていたそうです。
何よりも感動するのは「売らない・貸さない・壊さない」という3原則をつくり、ここで生活しながら江戸時代の町並みという貴重な財産を後世に伝えているということです。





こんな裏小路もどことなく風情があります。

こちらは本陣跡です。

宿場の中ほどには総檜作りの休憩所も設けられています。

翌日周った飛騨高山や白川郷の古さも良かったですが、この木曽路の素朴なままに保存された古さは堪らなく素晴らしいと思いました。
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Posted by Chum88 at 15:52│Comments(15)
│旅&キャラバン
この記事へのコメント
こんにちは
昔のままに街並みごと保存されているのは
それだけで魅力的で行ってみたいですね。
でも、遠いなぁ…
昔のままに街並みごと保存されているのは
それだけで魅力的で行ってみたいですね。
でも、遠いなぁ…
Posted by GBKT at 2008年07月28日 17:06
趣のあるところですねぇ~
景色も綺麗だし、ゆっくり訪れてみたいところです!
景色も綺麗だし、ゆっくり訪れてみたいところです!
Posted by saki(*゜-゜) at 2008年07月28日 17:43
(´▽`)
↑
寝覚ノ床だけはまだ見たことないデス
↑
や、すぐ近くは何度か通ってますが
↑
いつか行ってみたいとこのひとつですなぁ
↑
寝覚ノ床だけはまだ見たことないデス
↑
や、すぐ近くは何度か通ってますが
↑
いつか行ってみたいとこのひとつですなぁ
Posted by (´▽`)そると
at 2008年07月28日 19:03

三十路は過ぎただ〜( ̄○ ̄;)
木曽路は一回行ってみたいんですよね〜
良い街並みですよね〜
木曽路は一回行ってみたいんですよね〜
良い街並みですよね〜
Posted by 百式 at 2008年07月28日 20:31
うわぁーー‥はぁーー‥‥
感動的です!
歴史のある風景‥‥いいですねぇ
はぁーー
‥‥行きたい
北海道には、ない風景‥
あこがれます
感動的です!
歴史のある風景‥‥いいですねぇ
はぁーー
‥‥行きたい
北海道には、ない風景‥
あこがれます
Posted by 柴犬テツ
at 2008年07月28日 22:33

★GBKTさん
>昔のままに
個人個人の家の協力・団結がなければできないことだけに素晴らしいです。
★saki(*゜-゜)さん
>ゆっくり訪れてみたい
naruさんが安曇野を流れている間にひとっ走り、どぞっ!
★(´▽`)そるとさん
>いつか行ってみたい
や、流れるのは無理かと…。(笑)
★百式さん
>三十路
ま、いずれにしても懐古を楽しむってことで…。(笑)
★柴犬テツさん
>北海道には、ない風景‥
や、鰊御殿とか屯田兵舎とか似たようなものです。(笑)
>昔のままに
個人個人の家の協力・団結がなければできないことだけに素晴らしいです。
★saki(*゜-゜)さん
>ゆっくり訪れてみたい
naruさんが安曇野を流れている間にひとっ走り、どぞっ!
★(´▽`)そるとさん
>いつか行ってみたい
や、流れるのは無理かと…。(笑)
★百式さん
>三十路
ま、いずれにしても懐古を楽しむってことで…。(笑)
★柴犬テツさん
>北海道には、ない風景‥
や、鰊御殿とか屯田兵舎とか似たようなものです。(笑)
Posted by Chum88
at 2008年07月28日 23:04

なんですかっ!!この岩っ!!
これが自然に出来たものなんてっ!!
すんごい綺麗ですねヽ(^o^)丿
町並みも日本だぁ~!!って感じで
北海道のは無い風景ですね^^
これが自然に出来たものなんてっ!!
すんごい綺麗ですねヽ(^o^)丿
町並みも日本だぁ~!!って感じで
北海道のは無い風景ですね^^
Posted by nuts at 2008年07月28日 23:49
★nutsさん
>町並みも日本だぁ~!!
や、木曽路ですが、ナニか!?(笑)
>町並みも日本だぁ~!!
や、木曽路ですが、ナニか!?(笑)
Posted by Chum88
at 2008年07月29日 00:06

おはようございます
淡路坂でがまんしておきます(笑)。
淡路坂でがまんしておきます(笑)。
Posted by GBKT at 2008年07月29日 07:59
★GBKTさん
>淡路坂
や、坂よりは島でお願いします。(笑)
>淡路坂
や、坂よりは島でお願いします。(笑)
Posted by Chum88 at 2008年07月29日 08:21
こんにちは^^
一気に写真拝見しました。
まだチビが生まれる前ですが、妻籠の旅籠に宿泊したことあるんですよ!
渋かったです。
こういう趣のある町並って、ほんとうにいいですね。
木曽川や滝の風景も素敵で、ほんと見惚れてしまいました。
一気に写真拝見しました。
まだチビが生まれる前ですが、妻籠の旅籠に宿泊したことあるんですよ!
渋かったです。
こういう趣のある町並って、ほんとうにいいですね。
木曽川や滝の風景も素敵で、ほんと見惚れてしまいました。
Posted by harry at 2008年07月29日 12:07
★harryさん
そうですか、妻籠宿に投宿したことあるんですか!?
まさに時代劇の趣ですよね。
そうですか、妻籠宿に投宿したことあるんですか!?
まさに時代劇の趣ですよね。
Posted by Chum88 at 2008年07月29日 13:30
いい雰囲気~♪
ちょっとした旅気分を味わえました(^^)v
この町並みを守り続けるのは大変でしょうね。
けどこれからも頑張って残していって欲しいです。
黄門様の例え、すごく雰囲気わかります^^;
ちょっとした旅気分を味わえました(^^)v
この町並みを守り続けるのは大変でしょうね。
けどこれからも頑張って残していって欲しいです。
黄門様の例え、すごく雰囲気わかります^^;
Posted by tetsu at 2008年07月29日 19:42
こりゃ美しいですねー。
この街並みの美しさは「調和のとれた造形美」って感じですかねー。
木曽川も小野の滝も
しばらくその場で「ぼーっと」していたいです(笑)。
この街並みの美しさは「調和のとれた造形美」って感じですかねー。
木曽川も小野の滝も
しばらくその場で「ぼーっと」していたいです(笑)。
Posted by tanaami
at 2008年07月29日 21:47

★tetsuさん
>黄門様の例え
弥次さん喜多さんにしようかと思いましたが、アレは東海道だし…。
黄門様ならどこに現れてもいいっか、ってことで。(笑)
★tanaamiさん
>この街並みの美しさは
一軒だけなら単に古びた民家ですが、これがずら~っと並ぶと美しいものです。
>黄門様の例え
弥次さん喜多さんにしようかと思いましたが、アレは東海道だし…。
黄門様ならどこに現れてもいいっか、ってことで。(笑)
★tanaamiさん
>この街並みの美しさは
一軒だけなら単に古びた民家ですが、これがずら~っと並ぶと美しいものです。
Posted by Chum88
at 2008年07月30日 09:18
