■信州・木曽路巡り
木曽路
中山道のうち木曽十一宿を木曽路と呼んでいます。
旧街道筋の古い町並みは川越などにも保存されていますが殆どは現代建築のビル群と混在しています。
しかし木曽路の宿場町は現代建築との混在は上手に避けており、懐古的な風情に溢れています。
奈良井宿
中山道十一宿のうち北から2番目の難所、鳥居峠を控えた宿場町です。
奈良井千軒と言われたほど賑わった宿場街で、出梁造り、猿頭などがある家々が続きます。
朝も早かったので店は開いておらず、木枯紋次郎が楊枝を咥えてふらりと現れそうな雰囲気です。
こちらは、遅れて宿場に到着した格さんを「おーい此処だよ!」と助さんが上から声をかけてきそうな気さえします。
唯一開いていた店にすかさず飛び込むチャムママでした。(笑)
宿場の何箇所かにこのような湧き水飲み場がありました。
奈良井宿観光案内所も宿場の中ほどにあります。
寝覚ノ床
中山道・木曽路に「木曽八景」として数えられる景勝地で、浦島太郎が玉手箱を開け夢から寝覚めたところとして寝覚ノ床と名づけられたということです。⇒参考
先ずは臨川寺境内を通って河原に降りるので拝観料をとられます。( ̄ε ̄;)
この臨川寺にも浦島太郎が祀られています。
どういう訳か亀の家まであります。
で、境内を通過して裏手の木曽川へ降りると素晴らしい景観が出迎えてくれました。
寝覚の床は、巨大な花崗岩が木曽川の激流に刻まれてできた自然の造形で、花崗岩の白と川面のエメラルドグリーンが絶妙な色彩を醸し出しています。
臨川寺境内に咲いていた花たち。
小野の滝
寝覚ノ床から少し南下したところにある滝ですが、明治42年に鉄道の鉄橋が真上に架けられ往年の面影はなくなったようですが、広重・英泉合作の中山道六十九次の浮世絵に描かれている上松の風景はこの小野の滝だそうです。
写真を撮っているときにも突然鉄橋をごぉ~っと電車が通っていきびっくりしたものです。(笑)
妻籠宿
中山道69次のうち江戸から数えて42番目となる妻籠宿は、中山道と伊那街道が交叉する交通の要衝として古くから賑わいをみせていたそうです。
何よりも感動するのは「売らない・貸さない・壊さない」という3原則をつくり、ここで生活しながら江戸時代の町並みという貴重な財産を後世に伝えているということです。
こんな裏小路もどことなく風情があります。
こちらは本陣跡です。
宿場の中ほどには総檜作りの休憩所も設けられています。
翌日周った飛騨高山や白川郷の古さも良かったですが、この木曽路の素朴なままに保存された古さは堪らなく素晴らしいと思いました。
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